花粉症ドライバー必見!車の花粉対策3大まとめで春のドライブを快適に

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春のドライブには車の花粉症対策を万全に

花粉症のあなたには辛いシーズンが今年もやってきます。快適な春のドライブを楽しむための、車の花粉症対策をまとめました。

花粉を車内に入れない、空気中の花粉を取り除く、車内の花粉を取り除く。この3つの対策が効果的です。

photo credit: Peugeot RCZ I via photopin (license)

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花粉を車内に入れない対策

まずは何より花粉を車内に入れないことが一番ですが、人の体や衣服には必ず花粉が付いて来てしまいます。

花粉を車内に入れない対策

photo credit: SAKURAKO plays radio control car. via photopin (license)

乗車前に花粉をはたき落とす

歩いているだけでどんどん全身に付いてくる花粉。まず、衣服や頭についた花粉ははたいて極力落としてから乗車しましょう。

衣服はナイロン・ポリエステルなどの素材のほうが花粉の付着率が低くなります。ウールやシルク、綿などの素材は花粉が付きやすく取れにくいので、花粉症の方は花粉のシーズンにはこれらを避けてコーディネート。

花粉除去スプレーも市販されているので、家を出る前にシュッと吹きかけておくのも効果的。

運転中は窓を開けない

少しずつ暖かくなってくるこの季節。窓を開けて風を感じながらドライブしたい気持ちは分かりますが、外には花粉がたくさん飛んでいます。

できるだけ窓を閉めて、開けなければならない時も短時間で閉めるように心がけましょう。

高速道路などの料金所はETCを装備しておけば、窓の開け閉めをする必要がありません。この機会にどうですか?

エアコンは内気循環モード

エアコンの換気モードには内気循環モードと、外気導入モードがあります。花粉症のあなたは必ず内気循環モードにしておきましょう。

外気導入モードは車外の空気を取り込んで季節によっては心地よいものですが、同時に花粉も入ってきます。

花粉症の季節は内気循環モードに切り替えるのを忘れずに。

空気中の花粉を取り除く対策

車内の空気中に舞う花粉を取り除く方法も様々登場しています。低コストで導入できる花粉対応エアコンフィルターは特におすすめ。

空気中の花粉を取り除く対策

photo credit: SAKURAKO plays radio control car. via photopin (license)

花粉対応エアコンフィルター

ほとんどの車に付いているエアコンフィルター。空気中のホコリや外気からくる砂ぼこりなどをろ過してくれるものです。

一般的なものは、空気をろ過するフィルターの目の大きさが100ミクロン程度。100ミクロン以上の大きさのホコリはキャッチできますが、花粉のサイズはスギ花粉で30ミクロン程度。フィルターを通過してしまいます。

花粉対応のエアコンフィルターなら、花粉の30ミクロンはもちろん、更に小さい排気ガス粒子や最近ではPM2.5なども大幅にキャッチする性能を持っています。

純正のエアコンフィルターから交換するだけで、劇的な効果が体感できます。

花粉除去機能付きエアコン

一部の車種に付いているエアコンの花粉除去モード。日産ではインテリジェントエアコンシステム、トヨタでは花粉除去モード付きフルオートエアコンなど、名称は様々。

トヨタの場合は、花粉除去モードにすると自動的に内気循環モードに、エアコンの吹き出し口が上半身に切り替わって、花粉を吹き飛ばす風が出ます。吹き飛ばされた花粉はエアコンフィルターによってキャッチされる、という仕組み。

エアコンフィルターを花粉対応エアコンフィルターに変えていないと、せっかく吸い込まれた花粉が再度放出されてしまい、ほとんど意味が無いので合わせて利用します。

乗車してすぐにスイッチを入れて、車内をいち早く快適な状態に変身させましょう。

車用空気清浄機で花粉除去

車用の小型空気清浄機(空間洗浄機)が各社から発売されています。花粉を取るだけでなく、カビや菌・ウィルスの除去、ペットやタバコの臭いを脱臭する機能など、メリットは様々。

ドリンクホルダーにセットできるタイプもあるので、置いても邪魔になりません。

車内の花粉を取り除く対策

これまで紹介した事を実践しても、車内には徐々に花粉が蓄積していきます。何かの拍子に舞い上がってしまうと、やはり花粉症の症状が出てしまいます。

車内の花粉を取り除く対策

photo credit: 2010 Fusion via photopin (license)

掃除機で花粉を吸い取る

シートの縫い目や足元のマットなど、掃除機でホコリやゴミと一緒に花粉を吸い込んでしまいましょう。足元の隅などは花粉がたまりやすいので、特に念入りに。

固く絞った水拭きで花粉を拭き取る

乾燥している花粉は水拭きすると簡単に拭き取れます。

特にダッシュボード等の樹脂でできた部分は、表面の加工の隙間に花粉が蓄積しやすいので、念入りに拭き取りましょう。フロントガラスとの隙間や隅の方も忘れずに。

また、エアコンの吹き出し部、スイッチ部、メーター部などの凹凸がある箇所には花粉がたまりやすいので、凹凸に沿ってなぞるようにゆっくり拭き取っていきます。

花粉症の薬や症状には注意

花粉症の薬の副作用で眠くなったり、集中力が下がったりすることがあります。運転する機会が多い方は、医師に相談してください。

また、薬を飲まなくとも花粉症の症状はぼーっとしてしまったり、クシャミで視線が外れたりと、運転にも大きな支障が出ます。

運転するときには十分注意して、しっかり花粉対策をして、楽しいドライブを。

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