ブログ記事の評価が瞬時に分かる!WordPressプラグイン「WP One Metric」が凄い
たくさん書いたブログの記事、どう振り返っていますか。Google Analyticsでページビュー比較?TwitterやFacebookのシェア数で比較?
手作業で集計するのは大変なこの作業、WordPressプラグイン「WP One Metric」なら瞬時に解析・可視化できました。
目次
単一の評価指標「One Metric」
記事のページビュー数やTwitterのツイート数、Facebookのいいね数を手作業で集計して、コンテンツの良し悪しを判断していくのは膨大な時間がかかります。
何を持って「良い」とするのか?も難しいですね。ページビュー1とFacebookの1いいねは重み付け(重要度)が違います。
これを解決してくれるのが「One Metric」。SEO解析ツールの老舗であり権威でもあるMOZが導き出した、ひと目で分かる指標です。
僕たちには解決策が必要だ。コンテンツの成果を一目で追跡しやすく、それでいながら「木を見て森を見ず」なんてことがないような解決策が。不要な情報をすばやく取り除いて、本当に成功を収めたコンテンツを把握するだけでなく、そこまで達しなかったコンテンツも把握する方法が必要だ。
引用:Webコンテンツの成果を評価するたった1つの指標「One Metric」
「One Metric」分析を行うプラグイン
「One Metric」の評価の仕方は、簡単に言うと過去の様々なデータの平均値からその記事が上昇したのか低下したのか。
この計算にはWebコンテンツの成果を評価するたった1つの指標「One Metric」(自動処理編)にある通り、膨大なデータの取得とエクセルでの毎回集計が必要になります。
しかし、その時間があるならブログ記事を1つでも多く書きたいというのがブロガーの常。
そこでWordPressプラグイン「WP One Metric」の登場です。
WordPressプラグイン「WP One Metric」
「One Metric」の計算はそのままに、WordPressプラグインとしてWordPressダッシュボードから過去記事の評価を見ることができます。
解析は下記の指標を元に行われています。
- Google Analyticsのユニークページビュー
- Facebookの拡散数
- Twitterでの拡散数
「WP One Metric」のインストールと解析
WordPressダッシュボードのプラグイン>新規追加から「WP One Metric」を検索してインストール。
Google AnalyticsのビューIDが必要になるので、Google Analyticsにログインしてアナリティクス設定>ビュー>ビュー設定から取得してください。
過去40記事のデータを自動的に取得して解析が行われ、結果が表示されます。
縦軸の50を基準に、50より上に棒グラフが伸びている記事は良い、50より下に棒グラフが伸びている記事は悪い、と判定されます。
この評価値は絶対値ではなく過去40記事を対象に出したもので、他のブログの記事と比べることや、記事が増えてから再集計した際には基準が変わっているので過去の数値と比較しても意味がありません。
相対的に成長しているかどうかを判断するために利用できます。
「WP One Metric」を使ったブログの改善
結果を見て満足しては解析している意味がありません。なぜこの記事は評価が高いのか、なぜこの記事は評価が悪いのか、それを判断して次の行動を起こすのはあなた自身です。
MOZも以下のように話しています。
One Metricも、他のあらゆる指標と同じだ。これを活かして行くには、あるコンテンツのスコアがなぜそうなったのかをしっかり認識して、組織の目標に向けた意識的な行動を確認していく必要がある。それこそが、アルゴリズムがマーケターに取って代われない理由だ。指標を現実の洞察へと転換するのは、あなたとあなたの頭脳だ。
引用:Webコンテンツの成果を評価するたった1つの指標「One Metric」(自動処理編)
ページビューやFacebook・Twitterのシェア数は日々変わっていくので「WP One Metric」も1日1回再集計してくれる。日々チェックして、どんな記事を書けば良い結果が出ているのか分析し、ブログ記事の改善に活用しましょう。
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