北陸新幹線で金沢観光が話題だけど、小松市の観光スポットをまとめた

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北陸新幹線の平成26年度末開業に向けてE7/W7新型車両が試験走行を始めています(2014/8現在)。東京~金沢間がわずか2時間半で結ばれるとあって、金沢の観光業界は大いに盛り上がっています。でも、僕は金沢以外にも目を向けて欲しいんです。

北陸新幹線開業で東京~金沢間が2時間半

画像引用:”JReastE7 F2 Omiya 20140517” by Rsa投稿者自身による作品. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.

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北陸新幹線で金沢観光がアツい!

金沢の観光は、このエントリーにステキにまとまっているので、見るといいよ!金沢のことは任せた!

金沢市民がおすすめする後悔しない初めての金沢観光「初心者向け」

で、本題。金沢が盛り上がるのは石川県生まれとして本当に嬉しいんです。でもね、金沢しかみんな見て無くない?石川県にはもっと色々あるよ!ってエントリーを書こうと思ったのですが、広範囲すぎてまとまる気がしない。

ご一緒に小松観光もいかがですか?

地元小松市に絞ってみました。

日本一の富士山は知っていても2位の北岳は全然知られていないように、石川県=金沢、それ以外みんな知らない。金沢県とさえ言われるのが他市民にはツラいところ。

金沢市から南におよそ30kmにある小松市。小松市は長らく石川県第2の市として君臨していましたが、例の市町村大合併により白山市が誕生。小松市は3位に陥落。ますます誰も知らない地に。

小松市はここだよ!

石川県小松市はここだよ!

画像引用:市の概要/小松市

「小松空港」「航空自衛隊小松基地」「KOMATSUの創業地」ぐらいが、ギリギリ全国で通じる小松市の話、でしょうか…。

小松市の観光スポット

地元過ぎてぶっちゃけ観光意識で見て回ったことがないので、思い出せる範囲で行くよ!(ちょっと嫌な予感がします)小松駅(JR北陸本線)から順に回ると行きやすいように並べてます。でも車ないと無理だわ…。

ひととものづくり科学館「サイエンスヒルズこまつ」

いきなり中に入ったことない施設ですが、建物がやばいすごい。

サイエンスヒルズこまつ

画像引用:JAL 絶景コレクション

紹介文は公式サイトから…

理科・科学大好き青少年の育成の場として「未来を創る  ひとづくり、ものづくり。」をテーマに来場者が成長する施設を目指します。

はい。よく分かりません。

夏休みは「サイエンスマジック不思議な国の大冒険」っていう企画をやってるみたいです。子どもたちにはおすすめ。東京で言うと「日本科学未来館」が立ち位置的に近いかな。夏休みの自由研究とか。

サイエンスヒルズこまつ

超大型ダンプトラック「コマツ930E」

あのブルドーザーとか作ってる世界のKOMATSUは小松市で創業したからKOMATSUなんですよ!っていうと「ふーん」という反応が常に返ってくるKOMATSUの施設。

KOMATSUが誇る世界最大級ダンプ930E

画像引用:こまつの杜 930Eとは?

チリで実際に使われていた、はたらくくるま「コマツ930E」が展示されています。運転席にも乗れます。大きさは23区内の控えめな一軒家くらいです。

こまつの杜

 

あれ?もう読むのやめます?待って待って、これからだよ!

 

F-15シミュレータ「航空プラザ」

F15J戦闘機

画像引用:”Two Japan Air Self Defense Force F-15 jets” by Angelique Perez, U.S. Air Force – http://www.kadena.af.mil/; gallery; image. Licensed under Public domain via ウィキメディア・コモンズ.

小松空港ほど近くの「航空プラザ」には、F15戦闘機のシミュレーターがあります!(有料だし簡易シミュレーターだけど)

小型飛行機~ジェット戦闘機まで17機の本物の機体が展示されていたり、戦後初の国産旅客機YS-11の本物のシミュレーター(?)があったりと、飛行機マニアにはたまりません。

あとは真面目なコーナーもあるので、気が向いたら見ていくと良いんじゃないかな。

航空プラザ

勧進帳の里「安宅の関」

勧進帳といえば安宅の関

画像引用:安宅の関

歌舞伎好きならココ。勧進帳のモデルとなった「安宅の関」跡です。跡です。歌舞伎好きじゃなければ、日本海の直ぐそばなので海を見るつもりで行って、寄って下さい。安宅住吉神社もあります。

あ、勧進帳を知らない?源頼朝に追われた源義経と弁慶が、通行手形がないと関所は通れないのですがうまいこと演技して、関所にいた富樫さんが見逃してあげた、っていう話です。

すいませんが、正しくはWikipediaから引用します。

源頼朝の怒りを買った源義経一行が、北陸を通って奥州へ逃げる際の加賀国の、安宅の関(石川県小松市)での物語。義経一行は武蔵坊弁慶を先頭に山伏の姿で通り抜けようとする。関守の富樫左衛門の元には既に義経一行が山伏姿であるという情報が届いており、山伏は通行罷りならぬと厳命する。憤慨した弁慶は仲間と富樫調伏の呪文を唱え、疑いを晴らそうとする(ノット)。焼失した東大寺再建のための勧進を行っていると弁慶が言うと、感心した富樫は勧進帳を読んでみるよう命じる。弁慶はたまたま持っていた巻物を勧進帳であるかのように装い、朗々と読み上げる(勧進帳読上げ)。

長いので途中で辞めますね。

引用:Wikipedia 勧進帳

安宅の関

奥の細道でも詠まれた「那谷寺」

那谷寺

画像引用:那谷寺

初詣は那谷寺に行ってますが、詳しく知りません。洞窟とか岩に穴がいっぱいある綺麗なところです。

那谷寺

 

飽きてきました?じゃあ温泉!温泉ね!

 

ここで一泊「粟津温泉」

粟津温泉の旅館 法師

画像引用:”Hoshi Ryokan” by Namazu-tron – Self Shot. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.

粟津温泉はいいところなのでぜひ泊まって下さい。加賀温泉郷というくらい温泉地だらけなので、金沢観光に来て、石川県南部の温泉旅館に泊まって帰る!っていうルートは普通にオススメできます。

あ、金沢には「花咲くいろは」で有名な湯涌温泉がありますけどね…。

粟津温泉には718年開業の老舗旅館「法師」があります!ギネスブックで「世界で最も歴史のある旅館」に登録されていたのです。が、2011年2月に違うところに奪われました…。

『ギネス・ワールド・レコーズ』に「世界で最も歴史のある旅館」として登録されたが、2011年2月にその座を、前述した開湯705年(慶雲2年)の慶雲館に奪われた。

引用:Wikipedia 法師

粟津温泉 法師

いい人と、いい時間を。Good Hours あわづ温泉

お土産は「道の駅 こまつ木場潟」

コシゼロの優しい味 小松うどん

画像引用:まるごと・こまつ・ナビ

意外に(と思っているのは小松市民だけかもしれませんが)知られてない「小松うどん」を食べてやって下さい。讃岐うどんの双極にある、コシゼロのうどんです。つゆの味わいも含めて、優しい優しいうどんです。

小松うどんの定義八ヶ条

小松うどんの特徴は、細くて軟らかくて白い、たおやかな麺。そして白山伏流水を用い、魚の節を使ったあっさり味のダシ。そのあたりの基本路線は守りながらも、本当にユニークなレシピを開発している店もあるので、ぜひあちこちで味わってみてほしい。

引用:まるごと・こまつ・ナビ

あと、小松はトマトをここ数年やたらプッシュしています。

道の駅 こまつ木場潟

 

美味しいもの食べたから、最後ね!

 

未完成大仏「ハニベ巌窟院」

ハニベ巌窟院の未完成大仏

画像引用:small-life.com ハニベ巌窟院@小松市-02

その昔2ちゃんねるにスレが立ち、雑誌「ワンダーJAPAN」の北陸ワンダー特集でトップを飾った「ハニベ巌窟院」の大仏。未完成で肩から上しかなくて証明写真みたいなお姿ですが、おそらく永久に完成しません。道路から1分ぐらい見るといいと思います。

ハニベ巌窟院

ど、どうですか!?(ゴメンナサイ)

小松市は観光産業弱いので、このくらいが目いっぱいです…とか言うと怒られそうなので、小松市のサイトにある観光パンフレットにリンクしておきます。

小松市観光パンフレット

いい街ですよ!

こまったら、こまつ。

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