もう悩まない!AdSenseのスマートフォン広告配置で収益アップするレイアウト

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アドセンスのスマートフォン広告配置

パソコンと違い縦に長いレイアウトになるスマートフォン。AdSenseなど広告配置・収益アップで悩んでいませんか?

レイアウト次第で収益がアップもダウンもする広告位置。重要なのは「見える」「順次出る」「離脱する可能性が高い場所に配置する」の3つです。スマートフォンのAdSenseレイアウトの参考に。

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スマートフォンのAdsense配置

1ページに配置できるAdSenseは3つ。ただし1画面に複数のAdSenseを含めた広告が表示されると、読者は「広告だらけだ」という印象を受けます。(※AdSenseはレギュレーションで1画面に1つしか表示してはいけません)

そこで広告を配置する位置とサイズは次の3箇所。

  1. 記事タイトル下:320×100
  2. 最初のH2上:レスポンシブ
  3. 記事下:レスポンシブ

図にすると下記のレイアウトになります。オレンジが広告、グレーがコンテンツです。

スマートフォンでのAdSenseレイアウト

重要なポイントは次の3点。

  • 読者が目につく位置に配置
  • 1画面に1つ以上の広告を表示しない
  • 読者の離脱可能性が高い位置に配置

読者の離脱点にAdsense配置

Adsenseを含めた広告は「押し付けるもの」ではありません。適切な位置にレイアウトすれば、読者は違和感なく広告をクリックしてくれます。

では、適切な位置とはどこか?それは離脱可能性が高い次の3箇所です。

  1. ファーストビュー
  2. リード文下
  3. 記事下

それぞれ詳しく見て行きましょう。

記事下:320×100

スマートフォン・ファーストビューで読者が目につく位置に320×100サイズのモバイルバナー(大)を配置します。

検索から訪れることが多い読者は、まず記事タイトルを目にします。その下に広告を配置することで、読者の視線が下りてくる自然な位置に広告が見えるようになります。

記事下のAdSenseはモバイルバナー(大)

記事タイトルの上に広告を配置すると目立つような気もしますが、読者の視線から外れてしまいクリック率(CTR)が伸びません。

また、広告下のSNSボタンと適度な余白を取ることで、誤タップを防止します。読者が誤タップでクリックしても、GoogleのスマートプライシングによりCPCが下がり、RPMが下がる原因となります。

Google ネットワークのページでのクリックがビジネスの成果(オンラインでの売り上げ、登録、電話での問い合わせ、ニュースレターの購読申し込みなど)につながる可能性が低いと判断された場合は、そのページでの入札単価が引き下げられます。

引用:Smart Pricing とは

最初のH2上:レスポンシブ

WordPressの仕組み上、最初のH2タグの上に配置するようにしていますが、意図としてはリード文が終わった直後に配置しています。

リードというのは「イントロ」と呼ばれる場合もあり、この文章の冒頭にある言葉の集合体のことを指します。それはイントロダクションであり、切り込み隊長であり、読者をより深い世界へと誘って行く招待状でもあります。

引用:ウェブ用の文章で魅力的なリード文を書く5つのステップ

2つ目のAdsenseはリード文の下に配置

リード文を読んで、更に記事を読みたいと思ってもらえるのがベストです。しかし、読者の期待に添えない記事の場合はリード文で離脱する可能性があります。

その離脱する可能性の高い位置にAdSenseを配置することで、広告をクリックして離脱していく機会を生み出します。ブラウザを閉じられたり、Androidのバックキーで戻られたりするよりは、ブログの収益アップに繋げてしまうという発想です。

レスポンシブサイズ

Adsenseのレスポンシブサイズについては、下記の記事を参照ください。高解像度な画面のスマートフォンには336×280のレクタングル(大)を、低解像度な画面のスマートフォンには300×250のレクタングルを表示させられます。

スマートフォンのAdSenseをレスポンシブサイズに
スマートフォンの画面解像度はどんどん上がっているのに、GoogleAdSenseのスマートフォン推奨サイズは300x250レクタングル。実際にスマートフォンで見...

336×280レクタングル(大)のほうが、CPCは高く、CTRが高い傾向にあります。Googleが300×250レクタングルほうが収益性が高いと判断した広告がある場合には、300×250が表示される場合があります。

記事下:レスポンシブ

記事を読み終わった直後は、当然読者が離脱する可能性があります。そこにAdSenseを表示する配置にしています。

記事が終わった直後にAdSense

記事をシェアして欲しいので、SNSボタン下への広告配置と悩むところではあります。

データを取って分析すると、

  • 記事直後(SNSボタンの上)に広告配置したほうが、SNSボタン下への広告配置と比べて収益性が良い
  • 記事のシェア数にはSNSボタン上に配置した広告の有無があまり影響しない

という結果でしたので、記事直後となるSNSボタン上へ配置しています。

また「関連記事も読んで欲しい」という意図で関連記事下にAdSenseを置いても、ほとんどクリックされません。意外なことに訪問別ページビューの向上も見られませんでした。記事が気に入った読者は、広告ではなく関連記事を意思を持って見に行ってくれています。

スマートフォンのAdSense広告配置で収益アップ

WordPressテーマのデフォルト広告配置や、各ブログサービスのデフォルト広告配置では、同じ個数のAdSenseを表示していても収益性が最大化されていない場合が多いです。

あなたのブログに合わせたレイアウトの調整で最適な広告配置を見つけて、収益をアップさせましょう。

忘れてはいけないのは「読者」と「広告主」の存在。AdSenseを始めとした広告には、読者・広告主・記事を書いているあなたの3者が関係してきます。

  • 読者に広告だらけという印象だけで離脱させないために、区切りの良い離脱可能性が高い場所に配置する。
  • 広告主に誤タップによる不要な支出をさせないために、広告の前後には余白を取っておく。
  • あなたがブログ収益で損をしないように、適切な広告配置をして収益をアップさせる。

三方良しの関係性を築くことが、ブログの広告収益アップへの近道です。

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